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人生のログ(にしたい)。本のメモや感想を中心に。

『図解・ベイズ統計「超」入門』

図解・ベイズ統計「超」入門 あいまいなデータから未来を予測する技術 (サイエンス・アイ新書) 作者: 涌井貞美 出版社/メーカー: SBクリエイティブ 発売日: 2013/12/18 メディア: 新書 この商品を含むブログ (13件) を見る 6/11〜6/13 ★★★☆☆ 文字通り超入門…

『人工知能は人間を超えるか』と『AIの衝撃』

同系統の本で、読んだ時期も比較的近かったのでまとめて。 人工知能は人間を超えるか (角川EPUB選書) 作者: 松尾豊 出版社/メーカー: KADOKAWA / 中経出版 発売日: 2015/03/10 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (10件) を見る 期間:6/7〜6/8 ★★★…

『ゼンデギ』

ゼンデギ (ハヤカワ文庫SF) 作者: グレッグイーガン,山岸真 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2015/06/24 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (5件) を見る 期間:6/30〜7/3 ★★★★★ 久々のイーガン。イーガンのよさは圧倒的なディティールとそれによる説得…

『「やりがいのある仕事」という幻想』

「やりがいのある仕事」という幻想 (朝日新書) 作者: 森博嗣 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2013/05/10 メディア: 新書 この商品を含むブログ (23件) を見る 期間:7/3〜7/3 ★★★★☆ 森博嗣の小説を読んだことはない。 おれも原理的にはそう思う/思い…

『ソラリス』

ソラリス (ハヤカワ文庫SF) 作者: スタニスワフ・レム,岩郷重力,沼野充義 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2015/04/08 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (11件) を見る 期間:たぶん6/26〜6/30 ★★★★☆ 俗にいう「知的生命体」が他の星にいたとして、…

『流通大変動 現場から見えてくる日本経済』

読み始め6/11 読み終わり6/11面白かった。自分のような経済どころか社会に疎い人間向きの本ではあった。メモ全体・成熟した市場では特定の消費者を深掘りしていく「農耕型」のマーケティングが有効。・POSは40代男性のような情報だけだから不十分→会員カード…

『現代の金融入門』

読み始め6/5 読み終え6/10銀行の役割から伝統的な銀行業や最近の金融商品(何とかデリバティブとか)などまで手広く書いてある。説明が込み入ってくると大抵分かりやすいイメージ図が出てくるので良心的。正直なところ頭にこういう分野の大略を描いた地図がな…

『ベイズ統計と統計物理』

読み始め6/9 読み終え6/9・あぶすとまえがきにもある通り、「統計物理と統計的な情報処理が似ている」ということが書いてある。似ているというのはベイズの公式P(x|y)=P(x,y)/\sum_x P(x,y)とカノニカル分布の式が似ているということ。条件付き確率を使った…

『あなたのための物語』感想

読み終えたときには目が赤く腫れていた。当然成功してるわけでもなし能力も全く足らないから、サマンサに投影する資格はないのだけれど、似たような恨みを抱えつづけている人間には響き過ぎる。"そういうことが(テクノロジーによって)可能だとして"の話なの…

2月に読んだ本/観た映画まとめ

読んだ本が少ないので映画とまとめて書く。本・『量子力学1』 小出昭一郎言うほど分かりやすくない気はする。・『二十二分間の予言』 笹帽子おれも肉骨茶食べたい。・『BEATLESS』 長谷敏司やはりボーイミーツガールは最高だし、幼馴染の親友と云々も最高だ…

『BEATLESS』感想

2月に読んだ本まとめに一言書くつもりが思いの外長くなったので別ページにした。ずいぶん積んであったのをようやく読んだ。某人の言及の仕方から割と堅いSFなのだと思っていたけれど、主要人物の年齢とそれに合わせた文体という意味でラノベっぽい。ヘヴィだ…

『量子力学(I)』小出昭一郎 感想

ちゃんとした(?)量子"力"学の本をちゃんと読むのは初めてだったかもしれない。1章はよくあるあれ。シュレディンガーの顔写真が若くてイケメン。3章の演算子の固有関数や固有値だとかは最初から行列と対応させて読むほうが分かりやすい気がする。4章の特殊関…

1月中に読んだ本まとめ

・『大人のための読書の全技術』斉藤孝本を読む上での真っ当な技術の概要が書いてある。少なくとも本を読むぞ!という気にさせられる点で類書よりよい。・『百器徒然袋 雲外鏡 薔薇十字探偵の然疑 (怪COMIC)』志水アキこれ原作読んだっけか……?志水さんのコ…

『統計熱力学』原田義也 感想

評判のよい化学熱力学や量子化学の本で有名な原田さんの統計力学の本。ミクロカノニカル分布の説明を丁寧にしたあと、カノニカル分布とグランドカノニカル分布を全系をミクロカノニカル集団とみなすのと、それぞれの集団を考えるのとの二通りの仕方で導出し…

『高校数学でわかる流体力学』感想

流体力学とは、非平衡熱力学の本を立ち読みしたときにチラッと名前が出てきたりとか、移動論での何かの式の根拠にちょっと名前が出てきたとか、そういう程度のお付き合いしかなかった。上の分野も専門とはずれるから、流体力学は名前だけ聞いたことのある親…

『新しい量子化学(上)』感想

理工書は、可能な限りいちいち式展開を自分で追って演習問題が付いていれば解くというのをやると捗る。B2の終わりころに買った『新しい量子化学(上)』をちゃんと読んだ。具体的な計算の話に入ってからは飛ばし気味だったけれど。上巻は三章からなる。一章が…

イシューからはじめよ

イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」 自己啓発書の類は読まないのだけど、自分の読みたい本リストに入ってる以上は何か信用できるところからのおすすめがあったのだろう、ということで図書館で借りてきた次第。 大枠をざっくり言うと、バリュ…

『鉱物と宝石の魅力 つくられ方から性質の違い、日本で取れる鉱物まで』感想

鉱物写真が多くて非常に楽しい。一応発色などの原理にも触れつつ、鉱物とは何かを知ることの出来る本。化学式を導入する程度で断り書きを入れているのに、結晶構造とか軌道とかの説明ではそういうものが無いのでなかなかアンバランスな上に、説明はそこまで…

『透明金属が拓く驚異の世界 不可能に挑むナノテクノロジーの錬金術 (サイエンス・アイ新書)』感想

透明金属と銘打っているが、そもそも金属と半導体と不導体とは何かなどの話から始まって、透明金属(透明伝導性酸化物)の話につながっていく。また、材料の実際の用途にも所々で触れている点がいいと思った。ちょっとした脇道としてのコラム(本文でガラスの色…

『終わりのクロニクル1』感想

前提:川上作品は境ホラだけ読んでます。感想:終わクロも例によって設定厨カプ厨歓喜なんですね……!流体とか種族とかの設定は境ホラと、というか氏のシリーズ通して共通なんでしょうか。半竜はウッキー君とは趣が違う感じでしたけどどうなんでしょう。……と…

『高校化学とっておき勉強法』感想

面白かった。が勉強法の本ではなく、『化学の発想法-原点からの化学』と同系統の本な印象。角度は違うか。この本の視点で特に目立ったのは、電気的な説明と幾何的な説明。高校化学の暗記を強いられるような部分の背景を説明してくれる……気がする。イオン化列…

『化学の歴史』 感想

教科書や参考書に小噺的に歴史的な事柄がちょこちょこ乗っていますよね。ああいったものを大まかな流れとして掴める内容です。いくつか面白かった点を挙げると1.根本にある思想、哲学、信条の重要性。原子論とかラボアジェによる正確な測定とか。ある程度昔…