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人生のログ(にしたい)。本のメモや感想を中心に。

『流通大変動 現場から見えてくる日本経済』

読み始め6/11 読み終わり6/11
面白かった。自分のような経済どころか社会に疎い人間向きの本ではあった。

メモ
全体
・成熟した市場では特定の消費者を深掘りしていく「農耕型」のマーケティングが有効。
・POSは40代男性のような情報だけだから不十分→会員カード→ビッグデータ(笑)

ユニクロの強み
・SPA(製造小売):ユニクロが確立したビジネスモデル。「小売業でありながら、製品の開発から生産から物流までのトータルの仕組みを、小売業が主導権をもって決定する」
・チャネルリーダーのポジションを確保した
・少品種多量販売:アジアの低コスト生産を活かせる←大量のロットがあるほうが効率がよい
東レとの提携:先端繊維を大量に購入→差別化、互恵的
・ブランドイメージ:ザギンに店を構える

問屋(中間流通)
・3つの機能:ロジスティクス機能、商流機能、決済機能
〆張鶴などは信頼できる酒屋や飲み屋に直接卸す→利益率がべらぼうに高い(原文ママ)
・現状きつい←競争相手との差別化が難しい
・小売(下流)やメーカー(上流)がその機能を兼ねていくスタイルへ:ASKULなど
・拡大を続ける市場では儲かる(マスマーケティング)

百貨店の今後
・強いブランドイメージの利用や都市回帰などで復権しうる?
・やっぱり二子玉がアツい


都市-郊外論がちょっと雑っぽい。流通に絡んだ話ではあるけど流通そのもの自体への言及は少ない印象。上のメモにはないけどコンビニ、百貨店、郊外のイオンモールなどの話も多い。(百貨店は馴染みが薄いしイオンモールなどの話はまあ思ってたしね)
大店法などの消費者の便利を考えない規制はファック。まえがきにある、静岡県ではコンビニの出店に反対運動が起きていかがわしい店だとか言われた話は笑った。