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人生のログ(にしたい)。本のメモや感想を中心に。

『ソラリス』

 

期間:たぶん6/26〜6/30 ★★★★☆

 

俗にいう「知的生命体」が他の星にいたとして、それが人間のような形をしている可能性というのは、そうでない形をしている可能性よりもはるかに低いと思う。そもそも「知的生命体」が地球上の生物と、見た目やシステムなどのあらゆる点で類似性をもつ必要性はないと思う。

だからソラリスが徹底して人間にとって理解不能なものとして描かれているのは清々しさを覚える。

 

ヒューマノイド・インターフェース感あった。

 

ソラリス学というよりはソラリス学についてのメタな記述がアツい。学問史的なエピソードを積み重ねてディティールを表現する方法もあるんだなと思った。(とくに)イーガンならそれらしい理論をストレートに描くところだと思う。ソラリスが人間には理解のできないものとして描かれている以上、何らかの理論でもって表現することは当然出来ないのだけど。