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人生のログ(にしたい)。本のメモや感想を中心に。

2月19日

グロッソ以下略
8章の途中くらいまで一応読み進めた。5章はLCAO法やOPW法くらいまでは分かりやすいけど、その後はいまいち掴めてすらいない。OPW法の困難をいかに取り除くかみたいな話っぽい気はした。7章8章は前に眺めたときは全くわからなかったが、今回は何を言っているかくらいはわかった。固定格子近似のもとで(パラメーターである核位置を動かして)得られた断熱面を決めて、核位置を動くようにしたときもその断熱面を核が動くと仮定するのが断熱近似らしいとか。三次元も一次元での結果を形式的にはそのまま拡張するだけとか。

・SF?
久々に旧友と会って楽園追放の話をしたときに「楽園追放は深い」「虚淵ガルガンティアサイコパスも何だけど「人」を描いてるんですよね「人」を」だとか言われてしんどくなって早々に切り上げてしまった。
(主に)テクノロジーによって人間や社会がどのように変化するかというのは、SFにおける非常にオーソドックスなテーマであって、虚淵氏の特異性ではないでしょう。楽園追放に関して言うと仮想世界、管理社会、人工知能、外宇宙、荒廃した世界等もろもろのよくある(そして魅力的な)設定をこれでもかとばかりにごった煮にガジェット的に盛り込んでるのがあまり好きじゃないので何だかなーという感じ。まあ面白いのだけどそれなら戦闘シーンとかアンジェラ・バルザックちゃんのケツとかに着目したい。

あと、長らく積んでいたBEATLESSを読み始めた。まだ100pくらいのところ。今のところローゼンメイデンっぽいという印象。