99ln(99/e)

人生のログ(にしたい)。本のメモや感想を中心に。

Persepolis in Tohoku参加してました。

最近は全然Ingressをしていなかったけど前々から約束してたので3人で行ってきました。ちなみに緑のA10。イベント自体の様子は散々流れているだろうから省略して個人的なことだけ。楽しかったです。
20日
1.20日3時半ころ千葉県某所発〜9時前仙台の宿着
早朝の車内から見える景色がよかったです。


2.タクシーでゼビオアリーナ仙台着(9時丁度ころ?)〜開会式
来た時点では開場が始まったばかりだったのかしら。なかなか凄い行列ができていました。


3.仙台駅近くで牛たんを食べ、五橋エリアへ


4.連続ミッションをやりつつ各地を転々

これ→http://ingressmm.com/?find=XM%20Anomaly%20Primary%20%3A%20Sendai

途中でニャンの人に捕まってあれをあれされたりしました…… 最初不審者だと思って2人を置いて自分だけ逃げようとしたのはすまんやで。

5.閉会式へ

 

21日
1.連続ミッションの続き
体力と帰りの時間の関係でMission Dayには参加せず。
2.また牛たんを食べる
3.帰路

途中まで一般道で帰って海沿いを走ったりもしました。

感想
・主にぼくが嫌がったせいで、どこかのHOに混ざって、ということもなく3人で動いてました。ガチ勢の方には申し訳ない。巨大CFの所為/お陰で、リンクを維持しつつ、というのが出来なくなっていたので、人員の効率的なポータルへの配分にはならなくても不利になることはやっていないのでまあうん。

・各Measurementでぼくたちが参加していたポータルは全部緑側でカウントされたのは嬉しかったですね。

・Ingressガチ勢は一体どんなタイムスケジュールで生きているんだろうな……

・カメラ持っていけばよかった

より酷いのかもしれない

1.
たとえば目の前にスカートをはいた女の子がいて、その女の子は量子的なパンツ(存在するか存在しないかの二つの状態がある)を履いているとする。その女の子がパンツを履いているかいないかというのは、観測者がスカートをめくるまで確定せず、観測者がめくるまではパンツが履いてある状態|e>と履かれていない状態|n>の重ね合わせになっている。
ここで、パンツには装着感がない、つまり、スカートの中にパンツが存在するか存在しないかということがその女の子にも分からないとする(量子パンツを履いたことだけは確実)。その女の子に「あなたのスカートの中にはパンツがありますか」と訊いてもその女の子は「めくるまで分からない」としか答えられない。
一方、女の子が古典的なパンツを履いていた場合、その女の子にパンツの有無を訊けば、その女の子が痴呆でない限り、その女の子はパンツの有無を知っている。履いたことor履いていないことを覚えている限り、そのパンツが履かれたあるいは履かれていない状態というのは変わらない。

2.
TCGのカードのパックをコンビニで一つ選んで買ったとする。あなたはセーブ&リセットをする能力がある。パックを開封する前にセーブをした。開封したパックには外ればかりだったのでリセットをした。もう一度開封すると、さっきと同じ外れカードたちが入っている。これを何度繰り返しても、同じ外れカードしか入っていない。なぜなら工場でカードをパックに詰めた時点で、あるパックに入っているカードの組は決まっているからだ。
ここで量子的なパックがあったとする。これを開封すると、その弾に含まれるカードのすべてのうちから5枚が所与の確率分布で現れる。これは工場で封入されたときの様子を知らないので(サーチなどで事前確率を更新しない限り)古典パックでも当然同じことがいえる。ところが、この量子パックをセーブ&リセットで何度も開封すると、毎回異なった組が現れうる。


合否だとか結果を見なくても客観的には結果が確定しているような状況で「シュレディンガーのうんたら」と言われるとブチ切れてしまうので、不正確でも多少はましな喩えを書きたかった。


『流通大変動 現場から見えてくる日本経済』

読み始め6/11 読み終わり6/11
面白かった。自分のような経済どころか社会に疎い人間向きの本ではあった。

メモ
全体
・成熟した市場では特定の消費者を深掘りしていく「農耕型」のマーケティングが有効。
・POSは40代男性のような情報だけだから不十分→会員カード→ビッグデータ(笑)

ユニクロの強み
・SPA(製造小売):ユニクロが確立したビジネスモデル。「小売業でありながら、製品の開発から生産から物流までのトータルの仕組みを、小売業が主導権をもって決定する」
・チャネルリーダーのポジションを確保した
・少品種多量販売:アジアの低コスト生産を活かせる←大量のロットがあるほうが効率がよい
東レとの提携:先端繊維を大量に購入→差別化、互恵的
・ブランドイメージ:ザギンに店を構える

問屋(中間流通)
・3つの機能:ロジスティクス機能、商流機能、決済機能
〆張鶴などは信頼できる酒屋や飲み屋に直接卸す→利益率がべらぼうに高い(原文ママ)
・現状きつい←競争相手との差別化が難しい
・小売(下流)やメーカー(上流)がその機能を兼ねていくスタイルへ:ASKULなど
・拡大を続ける市場では儲かる(マスマーケティング)

百貨店の今後
・強いブランドイメージの利用や都市回帰などで復権しうる?
・やっぱり二子玉がアツい


都市-郊外論がちょっと雑っぽい。流通に絡んだ話ではあるけど流通そのもの自体への言及は少ない印象。上のメモにはないけどコンビニ、百貨店、郊外のイオンモールなどの話も多い。(百貨店は馴染みが薄いしイオンモールなどの話はまあ思ってたしね)
大店法などの消費者の便利を考えない規制はファック。まえがきにある、静岡県ではコンビニの出店に反対運動が起きていかがわしい店だとか言われた話は笑った。




『現代の金融入門』

読み始め6/5 読み終え6/10

銀行の役割から伝統的な銀行業や最近の金融商品(何とかデリバティブとか)などまで手広く書いてある。
説明が込み入ってくると大抵分かりやすいイメージ図が出てくるので良心的。

正直なところ頭にこういう分野の大略を描いた地図がないので色々書いてあるなーくらいの認識に留まってしまう。単語や話題としてはマンキューマクロ経済学の読書会したときに読んだところだなーとか、はいはいあの話ね、となったりはするのだけど、どうしても虫瞰的になってしまう。もう少しこの手のを色々読んだあとに帰ってくると幸せになれそう。

『ベイズ統計と統計物理』

読み始め6/9 読み終え6/9

・あぶすと
まえがきにもある通り、「統計物理と統計的な情報処理が似ている」ということが書いてある。似ているというのはベイズの公式P(x|y)=P(x,y)/\sum_x P(x,y)とカノニカル分布の式が似ているということ。条件付き確率を使った問題と統計物理の問題の共通点として、小数の要素間に制約があること(隣り合うノードやセルの数に制約がある、とか)があって、数理として似通っている。じゃあ統計物理の手法を、確率的推論の問題に持ち込もう、ということで、動的モンテカルロ法を持ち込むといいことがあるよ、というのがこの本の大略。

・雑感
ベイズ統計は、今のところ統計学の本で(ベイズ統計とは関係なしに)ベイズの公式が出てきて、これがベイズ統計では重要なんですよ〜と一言添えてあるのを読んだくらい。くわえて統計力学にしても、(広い意味での)イジング模型で遊んだこともなければ動的モンテカルロ法統計力学の本にちょっと書いてあったところをほぼスルーしたくらいなので、何より勉強しないとなあ、と思った。

・?
確率の対数を取ってマイナスを掛けてエネルギーを掛けるのって数式上の対応付け以外に何かしら物理的意味を見いだせるのかしらん。対数とるのはエントロピーっぽいけど。
温度も対応づけのためにT=1と置いてたけど何らかのパラメータとして使えそうな感じがする。

2015年3月雑感

3月の小説と映画は後日。

10日ころから例によって2週間程度実家に帰省していた。今までは1ヶ月以上がザラだったので2週間は少ないほう。とはいえこれからはもっと短い期間の帰省になると思う。
実家で何をしていたかというとこれも例によって映画を観たり本を読んだり寝たりゲームをしたり料理を作ったり運転したり酒を飲んだりと要はだらだらしていた。

ゲームと言えばACfAを久々にやった。操作を丸っと忘れていたので取り戻すのに時間がかかった(元もあまり上手くなかったけれど)。アセン楽しい。 ゆとりなので如何せんVとか以前のシリーズとかよりヒロイックな方が好き。


料理(というほど大したものでなくても)は家族や自分以外の人の分も作ると楽しかったしレパートリーを増やしたい。

心境的な変化として、格好をせめて年相応に気遣おうと思った。ブランドのレベルを上げるとか、服をちゃんと干してアイロンをかけようとか。やったこととしては着ない/着られない服の一掃、服(とあとリュック)を買う、アイロンがけを教わったり。これからやることは、改善した服の扱いを続けること、シャツを適宜買い換えていくこと、靴もどうにかすること。

『あなたのための物語』感想

読み終えたときには目が赤く腫れていた。
当然成功してるわけでもなし能力も全く足らないから、サマンサに投影する資格はないのだけれど、似たような恨みを抱えつづけている人間には響き過ぎる。

"そういうことが(テクノロジーによって)可能だとして"の話なのだから、"感情"だとかの扱いに不満をたれるのはナンセンスだと思う。それなら量子コンピュータなのでこれこれこんなことができるのほうにも突っ込めよと。

感想にも満たない印象が個人的すぎたのと、他の人の感想に汚される感じがしたので何とかメーターのほうに書く気にならなかった。というのを感想ということに当面しておく。落ち着いたらそのうち読み返したい。